


エリアごとの器具交換で稼働を妨げずリニューアル実施
このプロジェクトは、食品加工の生産ラインを止めずに、既設の照明器具をLED対応器具に変更し、大幅に省エネルギー化を図るもので、徹底した衛生管理のもとに行われました。
「作業面の照度、700ルクス以上」という顧客企業の規定を損なうことのない器具選定を行い、既設のHf32形×2灯用器具から高出力6,900ルーメンタイプのLED器具へと変更。規定照度を十分に満たしながら大幅な省エネルギー化を実現しました。
生産ラインごとの工事により、24時間365日稼働する工場全体を、止めることなく実施されました。
室内環境に合わせた器具選定で、省エネルギー化を実現
工場内は、そこで行う作業により、多湿や低温等環境が異なり、さらに必要な照度も変わってきます。工場内で使用する用具等を洗浄する「内番重洗浄室」や「加熱調理室」「野菜洗浄室」「魚肉処理室」など、多湿や多く水を使用するエリアには、湿気や塩分の影響を考慮したステンレス白色タイプ耐塩型の『TENQOOシリーズ防湿・防雨器具(消費電力43.0ワット)』を配置。
また、手作業による最終加工が行われる「お弁当・おにぎり加工室」や「サンドウィッチ加工室」などには『LEDベースライトTENQOOシリーズ直付形(消費電力43.0ワット)』を配置しました。
いずれも、天井高約3メートルの既設器具の取付跡に、高出力6,900ルーメンタイプの器具を設置し、規定以上の明るさを充分に確保、さらに「チルド製品保管庫」などの低温環境となるエリアでは、-40℃から10℃まで対応し、低温環境下でも瞬時に点灯する「直管形LEDベースライト冷凍倉庫用」を採用しました。
事務室などのオフィスエリアには、既設の埋込型器具の取付跡にリニューアルプレートを用いて『LEDベースライトTENQOOシリーズ埋込型(消費電力43.0ワット)』を設置。様々な環境での照明による省エネルギー化を実現しました。